体験すること

 暑い一日となりました。大学で、自宅の近所で、会う人会う人と必ず「暑いですね」という挨拶から会話が始まりました。今日から2016年も後半。夏を本格的に迎えるには、時期的にふさわしい挨拶であったのかもしれません。

 一時間目、TTをやらせてもらっている授業がありました。火曜日に引き続き公開授業日でしたので、数名の先生が授業を参観されました。その中で、○付け法という技術に関する講義と演習が行われました。
 ご一緒させていただいている志水先生は、この○付け法でも有名です。昨年からいくつかの小中学校を訪問させていただいていますが、○付け法の志水先生がいらっしゃる大学と言われることが何度もありました。
 ○付け法を説明すること自体は簡単なのですが、教職大学院の学生ならば、その背景にある教室で子供たちに与える影響について詳細に理解することは大切ですし、完全に実施できる技術をもつためにトレーニングをすることも重要です。よく、「1時間の授業で生徒全員の能力や知識・技能の評価ができるのか?」という疑問を長欠けられますが、「できます」と答えることのできる方法がこれなんです。
 今日は、基礎領域の学生全員に、実際に○付け法を体験してもらいました。やはり、頭で理解していても、実際にやってみると全員の子どもに○をつけることはできないものです。体験を通して難しさを知り、訓練を通して技能を身に付けていかなければなりません。

 教職大学院の学生たちには、頭でっかちになってほしくないと思っています。理論的な能力と実践的な技能とをバランスよく結び付けた教員になってもらいたい、そう願っています。そのためにも、必ず体験をして、体で覚えていってもらいたい、そう思っています。

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